Date: 2006-02-23
Tags: zope

ZopeProductのテストを実行してみよう

ZopeのProductには大抵testsディレクトリが付属していて、そのProductの機能が正しく動作するかどうかのテストを行うことが出来る。

Zope2.7, 2.8系では zopectl test と実行すれば全Productのtestsが実行されたのだけど、Zope2.9.0ではtest.pyが無いため動作しない。また、そもそもWindows環境ではzopectlが使えない。ということで、こういう環境でテストを実行するためには環境変数等、それなりの環境を用意してテストを実行してあげないといけない。とりあえず一つのプロダクトのテストを実行するには、以下のようにする(例はWindowsの場合)。

  1. runzope の中の環境変数設定をコピーしてDOS窓で実行する

  2. 目的のプロダクトのtestsディレクトリに移動する

  3. %PYTHON% runalltests.py を実行する

これでうまくいけば以下のような結果が表示される。

中略の部分にたくさんのDeprecationWarningが出るけど、気にしない方向で。

ということで、 最小Procutにもテストコード を書いてみた。framework.py, runalltests.py は Zope-2.9.0/lib/python/Testing/ZopeTestCase/ からのもらいもの。実行には PloneTestCase とPlone-2.1.2が必要。