Date: 2025-09-28
Tags: pycon, pycon jp

PyCon JP 2025 in 広島 に参加しました

2025年9月26日から28日にかけて、PyCon JP 2025 に参加してきました。 広島初上陸です。

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オープニング、座長のnishimotzさん

前回までは、2011年の PyCon JP 初開催からずっと東京で開催してきましたが、今回はじめて、東京以外での開催です。

イベント概要

イベント名:

PyCon JP 2025

公式ウェブサイト:

https://2025.pycon.jp/

日付:

2025年9月26日(金) DAY1トーク、2日(土) DAY2トーク、3日(日) スプリント

場所:

広島国際会議場

私は、前日夕方に名古屋に到着して、 DAY1、DAY2, スプリントの3日間参加して今帰りの新幹線です。 イベント参加者は無料で 広島平和記念資料館 に入場できるので、スプリント中にちょっと行ってきました。

参加時にトークのメモや質疑応答を書いたスクラップが以下にあります。

ざっくり感想

私の今回のイベントでの役割は、トークプロポーザルが選考を通ったので発表者として、また一般社団法人PyCon JP Associationの会計理事として参加してきました。イベント直前はトーク準備(個人)、公開ミーティング準備(一社)、遠方支援作業(一社)にずっと追われていた感じですが、これもまた毎年秋の風物詩になってしまった感じがします。大変だけど楽しい。

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私のトークに参加された皆さんと

初めての東京以外での開催でしたが、広島への新幹線移動4時間で肩が凝ったくらいで、特に困ったことはなくイベントも十分楽しめました。 イベント開催はちょっと聞いたところでは、初めての土地での開催はやっぱり大変だったそうです。イベント開催してくれた主催メンバーのみなさんありがとうございます。

また、今回国内のイベントに3泊4日で参加してみて、こういった移動を毎年東京以外の人たちはやっていたのだなあと改めて思いました。そう思うと、東京以外での開催を場所を移しながら続けることは、遠方から参加しつづける大変さをみんなで分担するという意味でも良いことなんじゃないかと思いました。今回の1日目のキーノートのSebastiánの話にあった、OSSの保守をし続ける人に苦労を押しつけて楽に使っている状況(Bus Factor と Bus ticket factor)に似た構造なのかも、と重いました。

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1日目のキーノートのSebastián氏

2日目のキーノートでは、 書籍紹介: 『#100日チャレンジ』プログラミング x ChatGPTで"自分だけのHACK"を見つけた挑戦譚 で紹介した大塚さんがキーノートに登場しました。一番気になったのは "プログラミングが、「書くこと」から「問いを立てること」へ" という部分です。「問い」は私がこの1年ほど前から意識して気にしている事です。発表でもうちょっと「問うこと」についての洞察や、学会に参加したときの内容の抜粋などを聞きたかったなと思いました。

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2日目のキーノートの大塚氏

ところで、帰りにはお土産を買う訳ですが、イベント中に提供されたオヤツが広島土産の試食会だったんじゃないかと思うくらいたくさんの種類が提供されていて、帰りのお土産探しはかなり捗りました。あれはよかった。私は檸檬ドーナツ棒がお気に入りです。

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イベント中のおやつ。瀬戸内レモンイカ天美味しかった

また来年も広島開催ということで、今回行けなかった宮島には次回行きたいです。

pytestを爆速にする10の方法

自分のトークセッションです。

テストが爆速になると、色々なメリットがあります。 このトークでは、現実のWebサービス開発のコードを対象に、UnitTest実行時間を削減した10の方法を紹介しました。

30分で50スライド。だいぶ早口だったと思います。 参加されたみなさん、お疲れ様でした & ありがとうございました。

最後、10倍速になったテストの動作比較デモをしましたが、10倍速、インパクトがあったようで、好評でよかった。

おまけ

参加時にトークのメモや質疑応答を書いたスクラップが以下にあります。

過去のPyCon JP 参加はblogはほとんど書いて無くて、以下にメモがありました。

こうして振り返ってみると、毎年参加しているのにblog記事にしたのは数回だけだったみたいです。