Date: 2026-06-08
Tags: python, cto, flyingduck, beproud, 焚き火, 三島

CTO はじめました

株式会社Flying Duckの取締役CTOに、2026年6月1日に就任しました。

地の縁があって、この1年ほどFlying Duckに個人業務委託として参加していました。 6月からは非常勤取締役CTOとして関わっていきます。 メインの所属は引き続き BeProud ですが、Flying Duckのような自社事業 & スタートアップ & 別業界の会社に深く関わる面白さを感じています。

地の縁と、焚き火

今回の就任には、プライベートな環境が大きく影響しています。 静岡県函南町のセカンドハウスに月に1,2回通っていますが、今回CTOを引き受けたFlying Duck社は、その隣の三島市にあります。

CEOの八木さんと PyCon mini 東海 2024 の懇親会で初めて話し、お互いの家が近いことに気づきました。 近所に知り合いが欲しかったこともあって「今度、焚き火でもどうですか」と誘ったら、乗ってきてくれたのでした。 ちなみに焚き火をしたのは長泉町の桃沢キャンプ場で、12月にしては温かい日でした。

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焚き火。

函南の家は自然の少ない都内とは別の環境がほしくて通っていますが、それがなかったら、焚き火も、その後の展開もなかった気がします。

副業からCTOへ至るまでの1年

焚き火のあと、2025年3月頃から個人業務委託としてFlying Duckの仕事に関わり始めました。

メインの所属はBeProudで、副業を始めた1年前も今回も、転職しない選択をしました。 実は、以前フィリピンに引っ越すにあたって「フィリピンに支社のある会社を探すべきか」と考えたことも一瞬ありました。 しかしBeProudから転職したいという気持ちは特に無く、結局転職先を探すこともありませんでした。

それから1年ほどFlying Duckの業務に伴走し、事業会社での仕事の面白さに気づきました。 受託開発でもいろいろな業種の業務をアプリケーションに組み込んでいく面白さはあるし、それを120%のアウトプットにしていく楽しさもあります。 しかし、その成果を事業に活かしていく責任は発注側の事業会社にあり、事業成功の喜びも発注側のものです。 BeProud内でも自社サービスの開発はとても楽しく、自分たちで決める責任とやりがいがあります。

Flying Duckでは、これまでの自社サービスとは全く違う、発電プラントを持つ大規模な工場の動力部門の方々がエンドユーザーとなります。 全く違う業種の業界の仕事を自社事業として進める会社に、CTOという立場で改めて深く関わっていく。 それは、今の自分にとって非常にエキサイティングな挑戦だと感じ、今回の決断に至りました。

何より、代表の八木さんのエネルギー最適化にかける情熱と野望がカッコイイ。

エネルギーの使い方をアップデートし、
持続可能な再エネ社会をつくり、
こどもたちに明るい未来を提供する。

2月の PyCon mini Shizuoka 2026 でもスポンサートークで会社を紹介させてもらいました。

そんなFlying Duckは メンバー絶賛募集中 です!

2社所属の働き方

「転職」ではなく「2社所属」というデュアルロールを選んだのは、ビープラウドでの仕事もそのまま続けていきたいためです。また、2社所属のメリットも実感しています。

BeProudでは、リモートワークに慣れた多くのメンバーが互いにフォローし合って日々の業務を進めています。2011年に私が入社した頃にはまだ無かったエンジニア組織の文化が、私を含む、多くの尖ったメンバーが磨き上げて定着し、いまも変化し続けています。その成果が Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版自走プログラマー という書籍になっていて、入社したメンバーは最初のオリエンテーション期間でこれらの本を読むことを勧められ、折につけてメンター担当が本から引用してやりかたを伝えていくスタイルが定着しています。

一方、Flying Duckでは、リモートワーク、Webアプリケーション開発、GitHubの使い方、レビューの進め方、などなど、エンジニア組織としてどのような形が合っているかを模索するところから始めています。その一環として今年に入ってから、 Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版 の輪読会を毎週1時間開催しています。5人の輪番で、担当の節に書いてあることを(読み上げるのではなく)自分でどう解釈し理解したかを話す、 エキPy読書会スタイル を採用しました。私は輪番に入らずときどき解説をいれる係をしていますが、担当の方たちが事前に手を動かした結果を共有してくれているし、質疑応答も活発なので、解説をたくさん入れたくなる気持ちをぐっとこらえています。

CTOとしては、技術的な判断やリーディングを行っています。スタートアップ特有のスピード感の中で、BeProudで磨いたPythonエンジニアとしての知見をどう活かし、技術でどう事業に貢献できるか。そこで得た一般化できる知見をBeProudにも持ち帰っています。

これから

そんな感じで、エンジニア組織の文化づくりに久しぶりに参加して、その難しさと面白さに直面している日々です。

限られた時間の中で、どのように成果を出し、どのようにリズムを作っていくか。時間の使い方は試行錯誤することになりますが、機会があれば発信していければと思っています。

現在、東京から三島に週1回、新幹線通勤をしています。 メンバーが増えてきたら、東京オフィスの可能性もある🦆カモ?

Flying Duck はメンバー絶賛募集中 です!