Date: 2011-01-26
Tags: agile(xp), programming, testing

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム2011東京に行ってきた

今日は JaSSTソフトウェアテストシンポジウム のイベントに行ってきました。仕事の都合で、2日目の E5 新しいTDDアプローチ TDDの新しい活かし方をライブで見せます! だけ聞いてきました。

拡張型TDD導入の提案、という発表と、それを受けてパネルディスカッションという感じでした。

拡張型TDDのポイントは:

  1. UnitTestは開発者が思う仕様の記述なので、そこを定期的に補完して漏れのない単体テストとしての完成度を上げる

  2. テスト自体のリファクタリングを明示的に導入する

上記の2点と理解しました。どちらもUnitTestとつきあっていく中で気づいて実践している人はいるとは思います。さらに、こうやってパターン化することでテストのやり方、考え方、守備範囲として広く定着しいって欲しいですね。


パネルディスカッションでは色々な話題がでて、拡張型TDDの話はあんまり出てこなかったんですが、いくつかキーワードがあったので(記憶から)書いておきます。

  • "TDDは利用者の立場からの視点が重要" @t_wada

  • "TDDの導入はヌルっと。何年かしたらみんなでやってた。良い方法は勝手に広まる" @m_seki

  • "TDDはひとりでできる=言い訳出来ない。自分で始めて実績を作る。やれない理由を並べない。" @t_wada

あ、あとパネラーの @oota_ken さんの自己紹介で "EDD = Excel Driven Development" がすごく気になったw


今回のセッションでは、実は最後まで拡張型TDDのポイントというか、コンテキストが飲み込めていなかったため、プレゼンの内容が吸収できなかったのが残念でした。けっこう難しいテーマだったのでそのあたりの説明が欲しかったですね。上に書いたポイントは、パネルディスカッションが終わった後で @yattom さんをつかまえて聞いたのでした。

なにはともあれ、みなさんお疲れ様でした!

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